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 子宮筋腫のこと

    子宮の内外にできる良性の腫瘍です。
    良性なので命にはかかわりません。
    女性の4人に1人は持っていると言われる程、よくある病気です。
    (私も小指の先位大きさの筋腫を2個持っています)
    代表的な症状としては、ひどい生理痛、生理の量が多い、貧血、不妊等ですが、
    あまり症状のない人もいます。
    大きさも、大豆くらいの小さなものから、大人の頭ほどもあるおおきなものまで、
    数も、1個から20個以上と様々です。
    そして、発生する場所によって3つに分類されます。
    

粘膜下筋腫 子宮の内側に突き出すようにできたもの。
発生の頻度は低いものの、1番症状が辛い。
筋層内筋腫 子宮の壁の中にできるもの。
3つの種類の中で、発生頻度が1番高い。
  しょう膜下筋腫 子宮の外側に出っ張るようにできたもの。
最も症状が少ない。


    子宮筋腫の症状
       
        1.生理の量が異常に多く、その結果貧血になる
        2.生理痛がひどく、薬を服用しても効かない。寝込む。
        3.うずらの卵大の血の塊(レバー状)が頻繁に出る。
        4.お腹にしこりが触れる
        5.不正出血がある
        6.トイレが近くなる。便秘がひどくなる。慢性的な腰痛がある。
          (この症状は、主にしょう膜下筋腫の場合)
        7.筋腫の位置などによっては、不妊の原因になる

       以上が主な症状ですが、自覚症状がない場合もあります。
       ちなみに、私はありません。
       また、子宮筋腫だと思っていたら、子宮肉腫と言う悪性腫瘍だったと
       言うこともありますので(区別がつきにくい)、他の婦人科系と同じく
       きちんと定期健診を受ける事をおすすめします。


    子宮筋腫の治療
       最も一般的な治療は、薬物治療と手術です。

        1.薬物療法
           ホルモン剤の投与と、治療用ピルの服用があります。

           ・ホルモン剤・・・生理を一時的に止め、閉経状態にすることで症状を和らげます

           ・治療用ピル・・・偽の妊娠状態を作ることで症状を和らげます。

        2.手   術
           筋腫だけを取る方法と子宮を全部摘出する方法があり、
           筋腫の状態や年齢などに決めます。
           また、開腹して行う方法と、膣から行う方法があり、
           これも、患者さんの状態や筋腫の状態などから、どちらにするかを決めます。
           また、ある程度以上の大きさの筋腫は、手術で摘出するという方法が主流でしたが、
           最近では、*子宮動脈塞栓術(UAE)*という方法が、
           欧米では主流になりつつあります。

           *子宮動脈塞栓術(UAE)*
              太ももの付け根を小さく切開し、直径1.3ミリの細いカテーテル(管)を血管に挿入し、
              子宮筋腫を養っている子宮動脈まで入れます。
              そして、ゼラチン様物質などの塞栓物質で防ぎ血流を断つという方法です。
              血流が減ると、子宮筋腫は次第にしぼみ、症状も消えます。
              ただし日本では、この治療法を行っている病院の数が少ないことと、
              保険が適用されないため、費用が高いのが難点です。
              この治療法については、Yahooなとで「子宮動脈塞栓術」で検索すると
              実にたくさんのサイトが出てきますので、興味のある方はご覧になって下さい。


         この他、漢方を使う方法もありますので、素人判断に頼らず、先生とよく相談して
         自分が納得いく治療方法をみつけて下さい。