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乳がんのこと(2) ここでは、乳がんの予防についてお話したいと思います。 ただし、これをすれば100%乳がんにならないというわけではありませんので、 あくまでも、予防法の中の1つとして参考になさって下さい。 大豆の中に含まれる“イソフラボン”。みなさんも、テレビや雑誌でよく目にする言葉だと思います。 実は、このイソフラボンには、乳がんの発生を抑制する働きがあるそうです。 乳がんのこと(1)でも書きましたが、乳がんの発生にはエストロゲンが多く関わっています。 イソフラボンは、エストロゲンと似た働きをする為、摂取する事によってエストロゲンの分泌を抑える ことができるそうなのです。じゃあ、結局は同じ事じゃないかと思われる方もいらっしゃると思いますが、 似た働きをするものの、エストロゲン程作用が強くないので、結果として乳がんの発生を抑制する と言うわけです。 また、イソフラボンは、がんが作り出す新生血管の阻害活性や抗酸化作用にすぐれていますので、 乳がん以外にも、大腸がん、肺がん、肝臓がん、胃がん、白血病など多くのがんの予防に効果が あると言われています。 大豆と言われてすぐに頭に思い浮かぶ食品と言えば、豆腐、納豆、味噌、豆乳でしょうか? その中の味噌を使った料理と言えば、日本の代表的スープ “味噌汁” 。 その味噌汁を1日3杯以上飲むと、何と乳がんの発生率が40%も下がると言われているのです。 ただ、味噌は、みなさんもご存知の通り塩分が多く含まれています。 だから、取り過ぎると塩分過多になり、高血圧を招く事にもなりかねません。 ですから、他の大豆製品と共にバランス良く摂取したいものです。 私の場合は、1日1杯、夕食時に味噌汁を飲むようにして、あとは豆乳、豆腐、納豆、厚揚げ、 薄揚げなどをよく食べます。 豆腐や厚揚げはボリュームもあるので主菜になるし、ローカロリーなのでダイエットにもなり、 重宝している食材です。 ここで、食品からイソフラボンを摂取する時の目安について書いておきます。 イソフラボンの摂取目安は、成人で40mg/日位と言われています。 きなこ→大さじ3杯、納豆→半パック程度です、豆乳→コップ半杯、豆腐→4分の1丁程度です。 参考までに、代表的な大豆製品に含まれるイソフラボン量を書いておきます。 きなこ・・・2.6mg/g 納 豆・・・1.3mg/g 煮 豆・・・0.6mg/g 豆 乳・・・0.4mg/g 豆 腐・・・0.5mg/g しかし、ここで注意を1つ。 こんなに優秀なイソフラボンも、過剰摂取し続けると、甲状腺ホルモンの分泌を弱らせる可能性が ある事、また、妊娠中ですと、胎児の脳の発育や生殖機能に障害が起こる可能性がある事を 指摘されているそうです。 現時点では、1日50mgの摂取なら安全と言われていますので、あまり神経質にならずに 大豆製品を取りましょう。 乳がんについては、乳がんのこと(1)へ 乳がんの簡単自己検診の方法については、 乳がんのこと(3)へ |